前立腺がん

 

 

前立腺は精液の一部を産生する臓器で、男性しかありません。男性のがん罹患率は第４位で、2020年には「男性で２番目に患者数が

多いがん」になる勢いで急増しています。

前立腺がんは、年齢を経た人がかかりやすいがんです。ほとんど50歳以上で、最も多いのが７０歳前後です。

また。「進行がとても緩やか」で、早期発見がんの生存率は70-80％といわれています。

 

血液検査で、PSA（前立腺特異抗原）を調べることで80-90％の前立腺がんを見つけることができるといわれています。

非常に簡単な方法といえます。

「前立腺がん検診ガイドライン-2010年版」では、PSA基礎値（初めての検査値）が1.0以下の人は

３年に１度、1.1〜4.0の人は毎年の受診をすすめています。

4.0以上の方は、精密検査が必要となります。血液検査のみで、早期がんを発見できる唯一のがんということができるかもしれません。