がん早期発見
 

 

 

はじめに

 

●動脈硬化予防には、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満の予防、及び禁煙が大切です。

その為には、日頃より高脂肪食、高蛋白食の摂取を控え、適正な体重を維持する事が大切です。

高血圧症の予防には、それ以外にも減塩などが必要です。しかし、理屈を分かっていても、理想と現実はなかなか一致しないのが、

普通でしょう。もし、高血圧症や糖尿病などの、診断が確定した場合は、早めの治療が必要です。食事療法、運動療法のみでは、

病状が改善しない場合は内服治療などをいたずらに延期するのは、賢明ではないでしょう。多くのデータが早めの高血圧症や糖尿病など

の治療の優位性を示しています。

 

 

●がんを予防できれば、それが一番多くの人が望むことでしょう。その為には喫煙者は禁煙が必要です。喫煙はがんの約30%に関係

しているといわれています。また成人期の食事・アルコール・肥満も約30%関連しているといわれています。

動脈硬化予防と一致しているところがあります。

また、がんの中でも慢性感染症と関係しているものがあります。ヘリコパクターピローリ菌と胃がんの関係は重要です。ピロリ菌除菌により、

がんの発生が抑えられる可能性があるといわれています。

また、B型とC型肝炎ウィルスによる肝臓がんの関係は、明らかです。

インターフェロン療法や抗ウィルス薬の治療により、その発生が抑えれれ、肝硬変などへの移行も防げることが示されています。

さらに、ヒトパピローマ・ウィルスによる子宮頸がんの関係も、明らかになりました。

最近予防接種が開始され、理論的には、すくなくとも子宮頸がんの60%-70%の減少が期待されています。がん予防ということに関して

画期的なワクチンです。

しかし、以上の様ながんの予防だけでは、限界があります。

がんの早期発見が重要となってきます。一般的ながん検診はがんからのの生還を目標にしています。本サイトは、さらに突っ込んで、

治療後のQOL(生活の質)の向上の為に、がんの早期発見の方法について説明しています。

 

 

 

 

 

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